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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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0bf66e61jpeg時間がゆっくり流れる。

モンゴルの遊牧民はこういった時間の流れの中で生きている。

自分が産み落としたアルビノの子を拒絶する母らくだと、どうにかその子を受け入れさせたいと思う人たち。

馬頭琴の調べと歌声を聴き、らくだの目からは涙が流れる。

そしてこれはフィクションではなくドキュメンタリーなのだ。

ここに石坂浩二のナレーションと喜多郎の音楽をつければNHKの「シルクロード」になる。

あの番組は秀逸だったなぁ。

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66d6feb8jpeg男の子に観てもらいたい。

夢を持つこと、それを諦めないこと。
それをこの実話に基づいた作品は教えてくれる。

もちろん、夢は必ず実現するわけではなく、むしろほとんどの場合それは叶わずに終わるものなのだが、それでも、何かに向かっている人生と向かっていない人生では、輝きが違う。

本作の主人公は、宇宙飛行士になったわけでもなく、科学者になったわけでもない。
彼はNASAのエンジニアになった。


田舎の炭鉱町に生まれ、炭鉱夫になることを当然とされていた彼は、世界初の人工衛星を見て憧れを抱く。
宇宙にではなく、何かを飛ばすことに。

そして友人と4人で「ロケットボーイズ」を結成し、父親の反対にもめげず全米科学コンテストで見事に優勝する。

もちろん、それほどスムーズに事が運ぶはずもなく、そもそも1960年前後のことだから、周囲の目もあり、経済的事情もあり、様々な困難があっただろう。

それでも、彼ら4人は受賞によって奨学金を受け、田舎町から大学へ、そしてそれぞれの未来を切り開いていった。


人それぞれ、見る夢は違うだろうが、それを追いかける姿勢はこうでありたいと、そう思わせてくれる作品だ。

c9d8e75ejpegレイ=リオッタ。

この作品も、「乱気流-タービュランス」と同様にレイ=リオッタを鑑賞するためだけの一品。

凶悪な犯罪者を更正させる試験薬の実験台になり、真人間になるリオッタ。
しかし実はプラシーボ(偽薬)を投与されていた対照実験側であった。
つまり、薬の力ではなく、そう思い込むことで真人間になっていたのだった…。

というわけで、ストーリーは極めてお粗末。

それでも、リオッタの瞳の奥の光を堪能できるのは個人的にありがたい。

4822f94cjpegビッグウェーブ。

デカい。

とにかく、デカい。

ドキュメンタリーなので、もちろんCGとか一切なし。
そもそもそんな予算はない。

ただただ、デカい波に乗りたいというサーファー達を撮ったこの作品。

海のエネルギーを感じさせてくれる。

43c2bf71jpegいい話だ。

不幸の手紙の逆バージョンか。
担任の先生から社会の課題を与えられ、「善行の連鎖」を思いつくところは、いかにも子供の発送ではあるが、そういう社会になるように努力するのが我々大人の責務ではないのかと考えさせられる。

担任と母親が恋に落ちるというありがちなパターンと、少年が死ぬという意味不明なプロットさえなければ、もう少し感動できたかもしれない。
そこを削って「善行の連鎖」に焦点を絞れば。

ジョン=ボン=ジョビがアル中親父の役で出演しているのは個人的に○



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