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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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56a2dfe3jpegコーヒー&シガレッツのジム=ジャームッシュ。

あちらはショート集なのでまぁそれでもいいのだけど、長編でモノクロというのは少々いただけないか…。

確かにおしゃれ。
若者の普通の生活を淡々と描くこの作品は、ある意味で非常にポップであるし、カットやシーンの飛び方にもこだわりがあるように思える。

ただ、それはポップでありたいと願う人達のためのものであって、一般向けではない。
僕のような単なる映画好きには荷が重い。
そもそも異文化の若者の生活など憧れはしても共感はできない。

微妙な作品。

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4b198678jpeg冒頭からホモ色の濃厚さに辟易としかけたのだけども、ジェーン=バーキンが登場して目が覚めた。

内容などどうでもいいのだ。

バーキンのショートカット、薄い胸、細い腰。
そして瞳。

それらを味わうためにある作品なのだから。

ゲーンズブールの楽曲といかにものフランス色もおしゃれではあるけれど普通。
後半は裸とSEXばかりで少々退屈。

それにしても白馬に乗ったホモは一体何だったのだろう。

4c6460c0jpeg観続けるのが苦痛。

タイムマシンで過去を変えてしまったことで現在に変化が次々と起こりました。頑張って元に戻しました。というパニックムービーなのだが。

タイムパラドックスの理論を都合のいいように解釈しすぎ。
CGがお粗末なのはいいとしても、中途半端にA級を目指そうとしているところがいただけない。

まさに時間の無駄。
いっそのことそのタイムマシンでこれを観る前に戻してほしい。

e2b9bd20jpegオウアのような人間になりたい。
泰然と他者や現実を包み込めるような人間に。

ドイツの現状や行く先を鋭く読み、正義感に溢れるヴァルター。裕福に育ったためか現実を認められず不倫に走ったりするイエッテル。
そして彼らを翻弄するユダヤ人としての宿命。

そういった事柄を超越したところに、アフリカの大地があり、オウアがいる。

人間が社会を発達させ、高度な文明と呼ばれる現代社会に生きていることが、果たして幸せという方向に向っているのかどうか。
我々が自然から学ぶべきことはまだまだあるのではないか。
そんなことを考えさせてくれる。

cf9d951ejpeg韓国の色を少し薄めてある感じのする作品。
感情をむき出しにして怒鳴るシーンが少ない。

他の方も言っているが、確かにスタンド・バイ・ミーに少なからず影響を受けていることを感じさせるおしゃれ感が漂う。

ジュンソクとドンス、ジュンソクとサンテクの関係はとても簡潔に描いてあるけれども、その奥にある繋がりはきっと誰もが想像できるもので、それこそがスタンド・バイ・ミーと重なる幼少の頃に育まれた友情というものなのだろう。

互いに何かしら尊敬できる部分や補ってやりたくなる部分を持ち、人生を共有しつつも1人の大人として譲れないものもある。
そのバランスが、人生を幸福なものにも不幸なものにも変えてしまうのかもしれない。

敢えてお奨めする作品ではないが、韓国映画を観たくなったらこの一本がよいかとは思う。



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