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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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c9d8e75ejpegレイ=リオッタ。

この作品も、「乱気流-タービュランス」と同様にレイ=リオッタを鑑賞するためだけの一品。

凶悪な犯罪者を更正させる試験薬の実験台になり、真人間になるリオッタ。
しかし実はプラシーボ(偽薬)を投与されていた対照実験側であった。
つまり、薬の力ではなく、そう思い込むことで真人間になっていたのだった…。

というわけで、ストーリーは極めてお粗末。

それでも、リオッタの瞳の奥の光を堪能できるのは個人的にありがたい。

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7aa39111jpeg最初から最後まで、不愉快な気分でしか観ることができなかった僕は、きっと固い人間なんだろうと思う。

が、ベインズのセクハラ・パワハラと、それに応じるエイダ、どっちつかずのフロラ。
どこに正しいことがあるのか。

動物ではないのだから、「愛」という名のもとに人を裏切る自己中心的なストーリーには嫌悪感を覚えるのみだ。

背景設定からすると、それも仕方ないのかとも思うが、時代や場所を越えて「やってはいけないこと」というものが僕はあると思う。

感情移入しすぎか?

bb2f57dajpeg犬がかわいい。
ちゃんと演技してる。

ストーリーは少々…。

邦画の「南極物語」とどうしても比較してしまうので、駄作とまではいかないものの、リアリティーのなさにがっかりしてしまう。

それでも、映像は美しいし、「アメリカン」な思いつきからの行動と偶然のハッピーエンドもそれはそれで。

ただし、心に残るものはそれほどない作品。

175823d4jpegリトル=ダンサーの親父役、ゲイリー=ルイスつながりで。

スコセッシ監督。
ちょっと期待。
主役はディカプリオ君。
この時点でテンションがかなり下がる。
でもがんばって観ているとキャメロン=ディアスちゃん登場。
ちょっと機嫌が良くなる。
敵役のデイ=ルイスが好演。
ふむふむ。

でも眠い。
なんだこれは…?

初期のニューヨークを舞台に、その礎というか土台はこうやって作られたんですよ的なストーリーなんだけども、基本的にネイティブじゃない僕にとってはただの敵討ちっていうか抗争っていうかそんな感じにしか映らない。

結局のところ何を伝えたかったのか、そこのところがぼんやりしていて何も残らないのだ。

かなりの数の人が死ぬのだけど、それに何かしらの意味を持たせなければそれはただの垂れ流しでしかないのじゃないか?
そうやって人は無意味に殺されるんですよと言いたいのならば、それが伝わるようにしなくちゃいけないんじゃないか?

というわけで、うん、あまり楽しくない作品。

466b4cbcjpeg一目ぼれだとか、気軽な「愛してる」だとか、そういったものが理解できない歳になってしまった。
だからなのかこの作品には今ひとつ入り込むことができない。

他作品と比べてペネロペ=クルスはかわいく見えるが、演技に関しては相変わらず。
マット=デイモンは逆に演技はさすがだが、あまり美男子ではない(と思う)。

このバランスの悪さも引っかかる。

結局、何をしにメキシコに行ったのか、現実逃避のお遊び気分で行って、火遊びをして、危険な目に遭って、そんなに成長もしてない気がする。

それというのも、アメリカからメキシコに行ったことで彼の価値観が変化したようには見えないから。
警官に関しても、彼は彼の土地でその習慣に従っていただけで、そこによそ者の正義を押し付けることに共感はできない。

ただ、映像はとてもきれい。



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