旧仏領インドシナ(現在のベトナム、カンボジア、ラオス)の農園での恋愛を描く大作。
フランス風のメロドラマなので、かなりタルい。個人的には好きではない。が、しかし、客観的には良く出来た作品だ。
カトリーヌ=ドヌーヴはあの頃の輝きを失ってはいるが
さすがに存在感を出している。
ベトナムの景観も美しく描写されている。
アジアの国々の中で植民地支配を受けなかったのはタイや日本などわずかにすぎない。そして日本はむしろ宗主国であった。
どちらの側で見ればよいのか。複雑な想いがつきまとう。
それにしても、少女のオッパイを露出しすぎ。東洋人だからいいのか?
未だに宗主国意識丸出しなのがいけ好かない。