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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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0461707ajpeg秀作だとは思うが、さすがにちょっと…
映画好きの人にはいいのかもしれないが。

「自分の息子を殺した少年に対して、人は寛容になれるのだろうか。」
そんな重すぎるテーマを扱うこの作品は、確かにそれなりに説得力を持つのかもしれないが、あくまでも第三者としての視点でしかない…と思う。

全編音楽なしで淡々と主人公の背中を追う視点はいい。
オリヴィエ=グルメは好演。
映画としてはよいものに仕上がっている。

が、微妙な作品だ。

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b20f4970jpeg面白い映画、ではあるが…。

時間軸の交差など見せ方は面白く、楽しめる。
ガエル=ガルシア=ベルナルもいい。
ただ、ちょっと長い。

オムニバスなので頭の切り替えをしないといけないのだけど、1話目のカラーと2話目がちょっとギャップがあるように感じられて途中から飽きてしまった。長尺作品は的を絞ってもらえるとありがたいと思うのだが、それはわがままだろうか。

客観的にはいいと思う。本当に。でもマニア向けだと思う。映画好きな人のための映画。

c09154c0jpeg可もなく不可もなく。

実話がベースらしいが、あまりにも「いい話」に作りすぎている気がする。かと言って感動までは届かないこの歯がゆさ。

ピーナッツ缶のエピソードは違う表現をすればもっとメインになってもいいと思うのだが、いかんせん全てが中途半端。キャサリン=ゼタ=ジョーンズとの恋愛もなんだかすっきりしない。周囲の人との関係も、過程を省略したような感じ。

う~ん…

トム=ハンクスは名優だと思うが、脚本がいかんのかな…

ただ、やはりキャサリン=ゼタ=ジョーンズは美しい。僕の15日後に生まれたとは思えない若さ。作中では39才と言っていて、「有り得ない!」と思ったのだが、どう見ても20代後半だ。

素敵だ。

74e8c4d3jpegミュージカルである。

フランスの新旧8人の有名女優が出演している。

以上。


本当にそれだけの映画なのだ。

フランソワ=オゾンの作品は、本作と「焼け石に水」しか観ていないが、彼の描きたいものはこれではないのではないかと思ってしまう。

フランス人にとっては豪華なキャスティングで、それだけで満足なのかもしれないが、それぞれの女優のパーソナリティーに疎い人間が観ても、「ふ~ん…」という感じである。

ストーリーは非常に単純で、サスコメ(サスペンスコメディーの略。いま思いついた。)の割には結末が序盤で読めてしまうし、歌はあまり上手ではないし、そういった視線で評価してしまうと『駄作』になってしまう。

ただ、個人的にはカトリーヌ=ドヌーヴが出演しているのである意味観る価値はあるのかと。



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