原作の「アンドロメダ病原体」を以前に読んだことがあるのだが、本作はそれをかなり忠実に映像化しているように思えた。
ただ、原作自体がさほど興味深いものではなかったので、これもその域を出るものではない。
後年に同様の題材を扱った「アウトブレイク(ダスティン=ホフマン主演)」があるが、この手の細菌ものはなかなかオチがつけにくく、もやもやしてしまう傾向があるらしい。
とは言っても、70年代の雰囲気が存分に味わえるのは確かだし、最後の自爆モード「self destruction sequence」などはゲームのバイオハザードなどでもお馴染みなので、楽しみどころはけっこうある。
パッケージのイメージで観ると期待はずれになるのでそこだけ気をつけて。
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