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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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466b4cbcjpeg一目ぼれだとか、気軽な「愛してる」だとか、そういったものが理解できない歳になってしまった。
だからなのかこの作品には今ひとつ入り込むことができない。

他作品と比べてペネロペ=クルスはかわいく見えるが、演技に関しては相変わらず。
マット=デイモンは逆に演技はさすがだが、あまり美男子ではない(と思う)。

このバランスの悪さも引っかかる。

結局、何をしにメキシコに行ったのか、現実逃避のお遊び気分で行って、火遊びをして、危険な目に遭って、そんなに成長もしてない気がする。

それというのも、アメリカからメキシコに行ったことで彼の価値観が変化したようには見えないから。
警官に関しても、彼は彼の土地でその習慣に従っていただけで、そこによそ者の正義を押し付けることに共感はできない。

ただ、映像はとてもきれい。

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