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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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449df6edjpeg1960年公開 モノクロ

ジャック=レモンは今で言うジム=キャリーのようなコメディー系の役者のはずだが、この作品での彼は難しい役柄をきちんと演じきっている。
とは言え、後年の「チャイナシンドローム」で見せるひたすらシリアスなものではなく、ややジェスチャーがオーバーな若き日の彼といった感じのもの。

シャーリー=マクレーンはひたすらキュート。
ショートカットが似合うアンニュイな女性を好演している。

~~~~~

ひたすらサラリーマンなバド(ジャック)と、その上司と不倫関係を続けるフラン(シャーリー)。
バドは密かにフランに想いを寄せるがフランはそれに気付かない。
さて、この二人の関係はどうなるのか。

~~~~~

ラスト5分とその余韻が、思わず笑みを浮かべずにはいられない。

これは最高の映画だと思う。

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b143c641jpeg60年の「アパートの鍵貸します」でのキュートなマクレーンが、この作品では半裸を披露しているのだが。

35歳という年齢を考慮しても、露出している部分は少々たるみ気味でいただけない。と言ってはみたものの、やはり臀部に内腿まで見えるシーンにはドキドキを抑えることができなかったのだけれど。

逆に95年の「不機嫌な赤いバラ」では年相応のキュートさを見せているので、この作品あたりがちょうど気を抜いていた時期なのかもしれない。
実際にこの後10年近く映画の出演はないし(理由は別にあるのだが)。

と、シャーリー=マクレーン評はこのくらいで。


冒頭の数シーンは、魚から馬、ピューマから馬、蛇から馬、干からびた人骨から馬、タランチュラから馬、そしてマクレーンの半裸と、なかなか面白い見せ方をしている。

ストーリーとしてはありきたりと言えばありきたりで、映像の美しさと意外な(?)マクレーンの素性がミソとなるのだが、時代を考えるとアメリカンニューシネマの全盛期にこの作品を制作・公開したドン=シーゲルに拍手を送りたい気分になる。

同時代の「明日に向って撃て!」と比較してみると面白い。
あちらはあちらでアメリカンニューシネマという括りに入るかどうか疑問なのだが、こちらと比較した場合にはやはり新しく思える。
そう考えると、これは古き良き西部モノの傑作という位置づけになるのだろうか。

楽曲はエンニオ=モリコーネ。
この人は本当にいい曲を作る。

7f9b8f49jpeg考えさせられる…。

結婚と離婚。
親と子。
男と女の役割、考え方。

いろんな意味でとてもいい作品だ。


裁判のシーン、公園で息子に別れを説明するシーン、そして最後にテッドがジョアンナを一人で部屋に向わせるシーン。

それぞれのシーンで自分だったらどうなのだろうと考えさせてくれる。


いい作品だ。

fa31798ejpegなかなか面白い。

追い越したタンクローリーにしつこくしつこく追い回されるだけの映画なのだが。

こういったささいな行為から大きな問題に発展するケースは日常生活でも見られるし、その部分の心理状況がよく表現されている。

ラストは一瞬の爽快感の後に複雑な感情を呼び起こすようになっており、この部分もなかなか。
さすがはスピルバーグ。

ただ、ちょっと退屈する。
同じシーンの使いまわしも見られるし、延々と続く追いかけっこはさすがに最初の緊張感を薄れさせてしまう。

cf6cd1cajpeg普通に面白い。
B級映画の王道。

カンフーてやっぱかっこいいよ。



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