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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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fd0a582djpegやはり同性愛が出てくると引いてしまう。
なかなかテーマとしては面白そうだと思ったのだが。
グラムロックもさすがにこの年になるとキツイ。
僕もおじさんになったのだなぁ。

ブロードウェイで好評を博した同名ミュージカルを映画化したものということで、主演も同じくジョン=キャメロン=ミッチェル。
アングリーインチというのは、性転換の際に1インチだけ残ってしまった男性器。
それが作品中でどのような役割を果たすのか。
その部分に期待していたのだが、結果としては不満足。

若い頃に観ていたら違った感想になったかもしれないが。

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df577b87jpeg「セントラル・ステーション」「モーターサイクル・ダイアリーズ」のウォルター=サレス監督作品。

で、期待して観たのだけれど、うむぅ。

これだけ速攻で復讐しあってるのにまだ生き残りがいるってのはどうなのかな?
…というところもそうだし、坊やが自分から死ににいくってのもちょっとできすぎだし、なんともまぁ疑問にあふれた作品に仕上がっている。

サレス作品に共通する南米の空の色と、そしてロドリゴ=サントロのかっこよさだけが印象に残った。

観る価値はほとんどない作品だと思う。

76cc4f4ejpegちょっと複雑。
ルイジ=ロ=カーショ主演ということで観てみたのだけど。

こういったイデオロギー系というか思想が関係するものは、どうしてもそれに対する自分自身の判断抜きに眺めることができないからだろう。

ペッピーノを浮き立たせるためには、対比的にマフィアを悪として表現しなければいけないような気もする。
そうでないから、なんだか中途半端な感じがしてしまう。

また、この時代を象徴する曲としてジャニス=ジョプリンやプロコルヘイムが使われていたが、イタリア映画にこれらの曲はどうにもこうにも…。
確かに、世界的な流れとしてアメリカの影響を強く受けていたのだろうが、彼が傾倒していたのは共産主義だったのだし。


ともあれ、これは実話に基づいたもので、こういった人がいたというのは分かったし、それはそれで1つの生き方だということは認めることができる。

映画としてはもう少しなんとかならなかったかと思うばかりだ。

86003eedjpegルイジ=ロ=カーショとサンドラ=チェッカレッリ。
二人ともなかなかいい味を出している。

ストーリーとしてはさほど変わったものではなく、どちらかと言えば陳腐なほうかもしれないが、二人(とリーザ)の演技と映像によってイタリア映画の雰囲気を十分に出している。
全体的に暗い色調なのもいい。

バックの音楽、挿入されるSF小説のナレーションも雰囲気を作っている。
(おそらくエドモンド=ハミルトンの「スターウルフ」シリーズからの引用)

映画を観たという後味が残るいい作品だ。

d1f4c58fjpeg今さら観た。

とにかく映像が美しい。
特に水辺の映像は必見。心が洗われる。

そして内容もそれに負けていない。
父と子の関係を見事に3人の役者が演じている。
弟の表情や子供ならではの極端な言動も、きちんと表現されている。


ある意味でとてもスタイリッシュで洗練された作品であり、あまり感情を動かされないのだが、これが映画のひとつのあり方なのだと思う。
簡潔で美しいこの作品、ぜひ一度は観ておくことをお奨めする。



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