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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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9434ebbajpeg秀作。
ストーリー展開がいい。
キャスティングが違えば全米No1とかなれたのに。


オーロラが結ぶ30年の隔たり。
幼い頃に死んだ父と無線で話す短い季節。
その中に詰め込まれたドラマ。


エンディングもすっきり。

お奨め。

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0461707ajpeg秀作だとは思うが、さすがにちょっと…
映画好きの人にはいいのかもしれないが。

「自分の息子を殺した少年に対して、人は寛容になれるのだろうか。」
そんな重すぎるテーマを扱うこの作品は、確かにそれなりに説得力を持つのかもしれないが、あくまでも第三者としての視点でしかない…と思う。

全編音楽なしで淡々と主人公の背中を追う視点はいい。
オリヴィエ=グルメは好演。
映画としてはよいものに仕上がっている。

が、微妙な作品だ。

8823904ajpeg面白い。

映像に遊びがちりばめられている。
スピード感が音楽と共に伝わってくる。
ハッピーエンドも◎。
エンディングロールが上から降りてくるのもイカシてる。

いいねぇ、これ。

b20f4970jpeg面白い映画、ではあるが…。

時間軸の交差など見せ方は面白く、楽しめる。
ガエル=ガルシア=ベルナルもいい。
ただ、ちょっと長い。

オムニバスなので頭の切り替えをしないといけないのだけど、1話目のカラーと2話目がちょっとギャップがあるように感じられて途中から飽きてしまった。長尺作品は的を絞ってもらえるとありがたいと思うのだが、それはわがままだろうか。

客観的にはいいと思う。本当に。でもマニア向けだと思う。映画好きな人のための映画。

d57224a9jpeg素直な感想。「観なきゃよかった。」
それはくだないからではなく、マイナス評価だからでもなく、知らなきゃいいこともあるからという意味で。知ってしまうとまた実生活と距離のある問題について考える羽目になる。

マイケル=ムーアはちょっと視点が偏っている。彼の作品を観ているとそう思う。だが、メディアからの視点と彼の視点をそれぞれ取り入れて消化してみると、なかなかに中庸な判断ができるのではないか。

ブッシュの白雉ぶりと政治と金と人脈についてドキュメンタリータッチで描くこの作品は、2004年のカンヌ国際映画祭においてパルムドール(最高賞)を獲得している。

作品の中で、実際に息子を湾岸戦争で失った親が言っていたこと、

「What for?」

そう、何のために死んだんだろう。

所詮労働階級である僕たちはそこから抜け出すことはできない。だからこそ現実に甘んじて、それが自由であり、生きるべき道であり、常識なのだと思い込もうとしている。

力の及ばないことに対して何かを考えるのは無駄なのだろうか。愚かなことなのだろうか。


みなさんが観てくれること、そして考えてくれることを期待する。



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