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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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b7091279jpeg76年 スコセッシ&デ=ニーロ カンヌ・パルムドール

大都会の中で、そして戦争と現実の狭間で自分を見失ってゆくトラビス。それは本当は見失ったのではなく取り戻しただけなのかもしれない。


見かけただけで好きになった女性を自分の基準だけで喜ばせようとし、ポルノ映画に連れてゆく。電話に出なくなった彼女を責める。それは現代で言うところのストカー心理かもしれない。
今の自分が「本当の自分」ではないと思い、毎日をくだらないと思いながら過ごす。

『力さえあれば。』そう考えた彼はそれを行動に移す。


戦争を経験したことがなく、あくまでも常識の範囲内で生きている僕たちは、ここまですることはないだろう。だけれども、その寸前までの妄想ならば抱いている人もきっと多いはずだ。

彼にとっての幸せとはこの映画の結末だったのか?
少なくともそれが彼の選んだ道であったことは確かだ。


デ=ニーロもジョディー=フォスターもひたすら若い。そんなところにも感心した。

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99e3def0jpeg漫画で先に読んでいたので、キャスティングからすでにもうムリ。

真田広之が海の猛者、先任伍長。「?」
中井貴一が悪者のボス。「??」

この時点で興味が半減。


本物のイージス艦を使っているので、迫力はある。F-2が飛んでいるのもなんかいい。寺尾聰もさすがの演技。

ただなぁ…。中心人物2人に違和感を覚え続けてどうもしっくりこない。


原作は良かったのになぁ。

df5bdb50jpegミラ=ジョヴォヴィッチはかわいい。
ゲイリー=オールドマンはキレてない。
クリス=タッカーはうるさい。
ブルース・ウィリスは普通。
イアン・ホルムも普通。

というわけで、普通の映画。

取り立てて感動したと言えるシーンもない。
設定は面白いけれども。

暇つぶしにはいいかも。

94425617jpeg普通。

前作オーシャンズ11を観て、意外と面白かったので今作も期待していたのだが、とにかく分かりにくい。途中で2回ほど寝てしまった。ややスピード感に欠けるのか。それが売りだったような気がするのだが。

ジャンル分けするならば、ミッションインポシブルや007と同じグループに入ると思うが、「思いつきにくいが分かりやすい」トリックと、スピード感が、それらの映画で見慣れてしまっているせいなのか、物足りない。

ジュリア=ロバーツ演じるテスがジュリア=ロバーツに成りすます、という設定も、よく分からない。なんでブルース=ウィリスが出演しているのかも。

結局のところ、豪華俳優・女優の競演した娯楽作品として観るしかないようだ。

キャサリン=ゼタ=ジョーンズが出ているので「駄作」とは言いたくないが、まぁ限りなくそれに近い匂いはする。

c6264274jpeg「ダイハード」「ダイハード2」に比べると、映画としては良くなっている。ストーリー展開やサミュエル=L=ジャクソンとの絡み、そして結末。

ただ、前2作で見せたマクレーンのマクレーンらしさはやや薄れている。どこまでも運のない男、奥さんには理解されずぼやきまくる男。そんなイメージが僕の中にはあった。

この作品の中のマクレーンは3枚目ではなく2.5枚目という感じ。ややダメ感が物足りない。


映画としては秀作。とにかくもダイハードシリーズ。やはりはずさない。



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