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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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9dfe623bjpeg期待して観たんだが…

発想自体はまぁ分かると言えば分かるが、中学生や高校生レベルのもの。誰に対して何を言いたいのかがよく分からない。少なくとも普通の大人が観て納得するようなものでないことだけは確かだ。

マイケル=ムーアのアレを3倍くらいに希釈するとこんなドキュメンタリーくずれが出来上がるのかな?

最初から「マックは悪いものだ」という決め付けで進んでゆく展開は、マイケル=ムーアと同様だが、客観性を全く感じさせないこのやり口に「ドキュメンタリー」という言葉を結びつけるのは至難の業だ。

始めてすぐに吐いてるし。
マックが好きで食べている人もたくさんいるっていいうのに、そういった人のことを全く考えずにこんなものを世に出すってのは、やっぱり奥さんがベジタリアンだからなのか。


とにかく、偏った自分の意見を世の中に主張してみただけのこの映画、暇で暇で仕方がない人用だ。

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a50ef4b9jpegただのエロ映画。

金持ちのボンボンが、やりたい放題の生活から真の愛を見つける、みたいなクソ映画。

そんな浅薄な「愛」ってなんだ?

I love you.

簡単な言葉だけど、そんなに簡単に言いたくない。

85dac86bjpeg2000年公開。日本でも話題になった本作は非常に評価の分かれる作品である。

ビョークの歌、挿入されるミュージカル、悲劇的な結末。

確かに話題性はあり、ある人々にとっては深く考えさせる映画という印象を与えるものかもしれない。


悲劇的な状況にある女性が悲劇的な結末に向かって愚かな行為を繰り返しつつ自己反省もなく現実逃避しながら突き進んでゆく。

そこに何を見つければよいのか。そこから何を受け取ればよいのか。

映画に限らず、表現物全般に言えることなのだが、「感情の誘導」を意図して作られたものには、あざとさを感じずにはおれない。

トリアー監督はデンマークの新鋭監督であり、確かに映画界における評価は高いが、どうも「芸術家気取り」が鼻についてしまうのである。


ビョークが好きな人、カトリーヌ=ドヌーヴが好きな人、不思議ちゃんが好きな人、「変わったものが好きだ」と人に言いたい人にはお奨めだが、それ以外の人にはお奨めできない。



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