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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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a4013123jpeg劇場で観た。
もちろん招待券で。
評判も相当悪かったし。
それにしてもこれに誘ってくれた女の子は一体どういうつもりだったのだろう。
どうせ暇つぶしだったんだろうな…。

それはさておき、全編フルCGの映像は確かに当時としてはすごかった気がする。
ただし、それだけ。

どうせなら実写でと思うけど、観念的なものを表現するにはCGが必要だし、どうにもこうにも当時はこれが限界だったのかとつくづく思う。

まぁ、どう考えてもいい映画ではないな。

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4c6460c0jpeg観続けるのが苦痛。

タイムマシンで過去を変えてしまったことで現在に変化が次々と起こりました。頑張って元に戻しました。というパニックムービーなのだが。

タイムパラドックスの理論を都合のいいように解釈しすぎ。
CGがお粗末なのはいいとしても、中途半端にA級を目指そうとしているところがいただけない。

まさに時間の無駄。
いっそのことそのタイムマシンでこれを観る前に戻してほしい。

ae668847jpeg『ペッピーノの百歩』のジョルダーナ監督とルイジ=ロ=カーショのコンビ。
イタリアを描いた映画でアメリカの曲を使うのはこの監督の悪い癖だと思うが、この作品はイタリアの曲も取り混ぜ、やや中和してあったのかなと。
しかし6時間6分は耐えがたい。

で、結局のところ何が言いたいのかは分からなかったが、人生にはいろいろなことがあり、それぞれに何かを抱えているのだなということが、『裕福な家庭』を通して描かれていたように思う。 
ここも疑問。
共感を得たいという意図が希薄なのではないか?
中途半端な金持ちの中途半端な自伝を読んでいる感じが拭い去れない。

映像も意図したものなのかさほどきれいではなく、年代が飛ぶために登場人物の把握も苦労する。
観るのに努力が必要な作品に仕上がっている。

映画館のシーンで「シェルブールの雨傘」の音声だけが流れるが、これも必要なのかどうか…。

フィルムの時間を長くすることでニコラの一生を追うことはできたが、それでも少々冗長に過ぎる気はする。そして同時に簡潔に過ぎる。
つまり、中途半端になってしまったのではないか。

これだけの作品を撮ったことは素晴らしいと思うが、自己満足の垂れ流しはあまりいただけない。

3f5c93b9jpegこれはちょっと…。

何もかもが無理矢理。
人物設定もお粗末。
精神安定剤の服用で自分が妄想に惑わされてると半分信じたかのような設定は無理。犯人が2人(1人はほとんど役立たず)でこんな大掛かりな犯罪ができるというのも無理。アラブ人を登場させるのも911からの「飛行機とアラブ人」の連想を狙ったお粗末で失礼な設定。
しかも『パニックルーム』と所々だぶる。
いやはやもうこれは…。

『ホテル・ニューハンプシャー』や『羊達の沈黙』ではジョディー=フォスターも好演していたが、『ハンニバル』の出演を断って『パニックルーム』に出演したあたりからおかしくなってきた。

これは観なくていいんじゃないかな。

AI.jpg…。
なんだこれ。

愛はエゴだと言いたいのだろうか。


人間になってお母さんに愛されたくて、2000年も前に死んだお母さんを1日だけ蘇らせる。
それって何だろう。

正直なところ期待外れ。
テーマが重いだけに、お涙頂戴のエンターテインメントではなく、もう少ししっかり描いて欲しかった。

まぁスピルバーグのSF系だから仕方ないか…。



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