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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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a505908fjpegまぁブルースが好きな人には面白いだろうね。

ドキュメンタリータッチでブルースのルーツを求める作品。
ブルースの名手の演奏と実写、インタビューなどを交えながら、アフリカまで行く。

ブルースを聴いても何も感じない僕だが、そのギターの使い方を見ているとやはり憧れてしまう。
ボトルネック奏法のサン・ハウスを筆頭として。


サン・ハウスは言う。
最近の若者は「ジャンプ~」だとか「~ブルース」だとか言うが、そんなものはブルースじゃぁない。
ブルースってのは愛し合う男と女の間でつくられるもんなんだよ。
俺は5回結婚している。失敗だよ。
5回もだ。
だからその道にかけちゃたくさん経験を積んでる。
…それがBLUESなんだよ。


シカゴブルースの創始者と言われるマディ・ウォータース。
ローリングストーンズのバンド名の由来となるナンバー「a Rolling Stone」も流れる。


後半ではアフリカに渡り、楽曲よりもその歴史に焦点が当てられていたため少々退屈では合ったが、それでもより純粋な音楽のあり方が見えるような気にさせてくれた。


黒人差別と信仰と男と女。
それがブルースを生んだのかもしれない。
そんな風に思わせてくれる作品だ。

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463b18ecjpegよくできている。

筋も練りこまれているし、見せ方もいい。
恐怖はあまり感じなかったが。

確かこれは持ち込み企画で、オーストラリアかどこかの青年二人が考えたストーリーだったはず。
今度ソウ5が出るそうで、アイデアがここまで繋がっていることに感心する。

とりあえず、自分がこんな状況に置かれるのは想像したくない。
時間に迫られると何をしでかすか分からないし。
自分が助かるために人を殺すかもしれないし。
そんな自分が嫌だ。

続編もちょっとだけ気になる。
機会があれば観てみよう。

9c570f6c.jpg可もなく不可もなく。

リアルタイムで見逃していたので今さらなのだが、当時であればもう少し評価できたと思う。


超能力がメインとなる悪との大戦。
もうこれで現実味がなくなる。
夢も希望もないおじさん目線。

声優に古谷徹。
あ、アムロだ。
これもおじさん目線。

戦うシーンは「サイボーグ009」を思い起こさせる石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)ワールド全開。
ゴミゴミしていて少々見づらい。

客観的に見ると駄作に近いものだが・・・。

1ee044efjpegこれは好き嫌いが分かれるだろうね。
B級映画好きで宇宙が好きでなければ受付ないかも。

しかしこれ、小さなネタが所々で効いている。

ネガティブですぐ落ち込むロボットのマーヴィン。
なぜか「I think」という言葉に反応して人の顔面を叩く看板型生物。
敵に捕まった仲間を釈放させるのに申請書を書いたけど、「青い用紙で」と言われて「場所とっておくから」とか。

いや、これ、ほんと面白い。

オープニングとエンディングのイルカ&歌もいい。

深いテーマもありそうだけど、普通に何も考えずに観るといいかも。

c8d9c756jpeg1987年の公開時に劇場で観た記憶がある。
当時18歳。

戦争映画が好きで、それというのも人の死というドラマチックな現象に簡単な感情の動きを楽しんでいただけだと思うのだが、その流れで。

つまらなかった。
期待していたものとは違った。
「男」が見えなかったし、「勇気」も「正義」もなかったから。


改めてこの作品を観てみると今まで見えていなかったものが見えた気がする。
僕が歳を取ったのかもしれない。

使われている曲も当時は知らなかった。
「These Boots Are Made For Walking」
「Paint It Black」
などなど。

前後二つの部分に分けられるこの作品で、それぞれにテーマがあるように思える。

不条理と思える新兵へのしごき。
道を間違えて死者を出す新米指揮官。

これらが若かった僕には退屈に映った。

今はそれが戦争の現実で、そこに「男」も「勇気」も「正義」も必要ないのだということが分かる。
だからこそ、この作品への評価が変わったのだろう。


ミッキーマウスの歌は当時のまま頭の中に残っていた。
しかし、一緒に劇場へ行ったはずの当時の彼女の顔はどうしても思い出すことができない。



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