95年の「ウォーターワールド」の興行的失敗にもめげず、わずか2年後、果敢に未来ものに挑戦したケビン=コスナー。
その勇気は称賛に値するが、それ以外に評価すべき点はこの作品において見出すことができない。
一言で言えば「駄作」
二言で言えば「中途半端な駄作」
三言で言えば「半端なく中途半端な駄作」
自分中心のご都合主義で物事が運んでゆき、それをハッピーエンドにまとめあげるという強引さ。
合衆国万歳という懐古主義なのか国粋主義なのか、そういったところに最後は助けを求めてしまうストーリーの陳腐さ。
これはいただけない。
さすがはラジー賞総なめ作品。
1997年
ワースト作品賞
ワースト主演男優賞 ケビン=コスナー
ワースト監督賞 ケビン=コスナー
ワースト脚本賞 エリック=ロス、ブライアン=ヘルゲランド
ワースト音楽賞 全挿入歌
1999年
この10年ワースト作品賞(ノミネートのみ。残念)
観る価値なし。