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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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29e573d6jpeg原作の素晴らしさを再認識できる作品。

ジャベールの葛藤や、コゼットに対するテナルディエ夫婦の仕打ちがもう少しきちんと描かれていればと思うが、それでも2時間あまりの作品としては完成度が高い。

人を赦すこと、人に赦されること。
それがどれだけ大切なことであるかを教えてくれる。

銀食器を盗んだバルジャンを捕らえた警官に対し、神父はこう言う。
「彼には銀の燭台も持っていけと言ったのに。」
そしてバルジャンに言った。
「私は銀の燭台で君の魂を買い戻した。君を神の御手に返す。」

この赦しこそがバルジャンの赦しを生み、この物語を生んだのだろう。


ジャン=バルジャンをリーアム=ネーソンが好演、ジャベール警部役のジェフリー=ラッシュも適役と思えるが、ジャベールが自殺した後のバルジャンの微笑みは蛇足であった気がする。

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