忍者ブログ
~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
[229] [228] [227] [226] [225] [224] [223] [222] [221] [220] [219]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

b91a3657jpegナチスの名を借りた人間の欲の罪深さを味わえる作品。

民族意識高揚のためにユダヤ人をその敵と位置づけたナチス党。
それに賛同した多くの人。
それの尻馬に乗り、自分の欲望を満たした多くの人。

無知と自己反省のなさが、人間をこんなにも愚かしい行動に導く。


本作はさほど優れた作品ではなく、描写やストーリーが中途半端になっている感じだが、その背景にある歴史的事実は常に重いものであり、それをしっかりと受け止めるべきではないかと思う。


個人的な感想であるが、主役のロメックは「シックスセンス」のオスメント少年が演じており、どうしてもその印象を拭い切れなかった。
また、神父役のウィレム=デフォーもややミスキャストであるような気がする。
トロはなかなか面白い味を出しているが、「ごっこ」と最後の列車に乗るという行動が今ひとつ繋がってこない。


印象には残るが、微妙な作品といったところか。

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
ブログ内検索
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
プロフィール
HN:
のりくん
性別:
男性
最新コメント
最新トラックバック
カウンター