なぜか好きな一本。
ジョン=ヴォイトの男臭さがただただ匂う。
(ヴォイトはアンジェリーナ=ジョリーの父)
この手の暴走モノでは、スティーブン=セガールの「暴走特急」('95)やロブ=ロウの「アトミック・トレイン」('99)があるが、カット割や特殊効果などに凝っていない分、この作品のほうがシンプルな緊張感が伝わってくる。
原案は黒澤明ということでその意味での評価もあるようだが、純粋に映画として眺めた時にそういった外側の部分を除いても十分評価に値する作品となっている。
有名な最後のシーン。
純白の雪原を破滅に向って走る機関車の重量感と暗示される彼らの最後。
そして主人公の決意が伝わってきた。
なかなかの作品だ。
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