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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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fa74466fjpeg95年の「ウォーターワールド」の興行的失敗にもめげず、わずか2年後、果敢に未来ものに挑戦したケビン=コスナー。
その勇気は称賛に値するが、それ以外に評価すべき点はこの作品において見出すことができない。

一言で言えば「駄作」
二言で言えば「中途半端な駄作」
三言で言えば「半端なく中途半端な駄作」

自分中心のご都合主義で物事が運んでゆき、それをハッピーエンドにまとめあげるという強引さ。
合衆国万歳という懐古主義なのか国粋主義なのか、そういったところに最後は助けを求めてしまうストーリーの陳腐さ。
これはいただけない。

さすがはラジー賞総なめ作品。
1997年
ワースト作品賞
ワースト主演男優賞 ケビン=コスナー
ワースト監督賞 ケビン=コスナー
ワースト脚本賞 エリック=ロス、ブライアン=ヘルゲランド
ワースト音楽賞 全挿入歌
1999年
この10年ワースト作品賞(ノミネートのみ。残念)

観る価値なし。

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3974a46ejpegこれはこれで。

世界観がいい。

はるか未来に極地の氷が溶けて水に埋まってしまった地球。
海底に沈む廃品をなんとか利用して生き延びる人々。
そして彼らはどこかにあるという「ドライランド」を夢想する。

いかにもハリウッドらしいアクション満載のストーリーが、そんな世界観を中途半端にダメにしてしまっているが。
それでも、そうでなかったら重苦しいシリアスなものになっていただろうし、この方向性は間違っていなかったかもしれない。

ケビン=コスナーもいろいろ酷評されてはいるけれど、では他に誰がいるかと言われればそれはそれで困ってしまう。
結局彼がハマリ役だったのだろう。

a4013123jpeg劇場で観た。
もちろん招待券で。
評判も相当悪かったし。
それにしてもこれに誘ってくれた女の子は一体どういうつもりだったのだろう。
どうせ暇つぶしだったんだろうな…。

それはさておき、全編フルCGの映像は確かに当時としてはすごかった気がする。
ただし、それだけ。

どうせなら実写でと思うけど、観念的なものを表現するにはCGが必要だし、どうにもこうにも当時はこれが限界だったのかとつくづく思う。

まぁ、どう考えてもいい映画ではないな。

b6b11793jpeg英語圏の感覚がないとキツイ。

ラップバトルが見せ場なんだろうけど、これをダイレクトで受け取れない限り、この映画をきちんと評価することはできないと思う。

基本的にはエミネムのPVだと考えたほうがいいかも。

成り上がりストーリーはその人が余程好きでなければただのくだらないお話だし。

僕はあんまり好きじゃない。

d90f6de5jpeg昔から地上波でよくやってた。
日曜洋画劇場とかで。

好き。

パニックムービーなんだろうけどなんだかのんびり陽気だったり。
クリーチャーがやけにリアルだったり。
キャストもいい。

車が埋まるシーンとそれを見つけるシーンは必見。

名作だ。



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