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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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ab655500jpeg秀作。

作品を通じてアジアの色が出ているのがいい。
暑さ、貧しさ、人と人の距離感、夜の空気感、そんなものがアジアをよく伝えている。

ストーリー自体はそれほど目新しいものではなく、よくある裏社会がどうのこうのというものなのだが、そこにペンキや金魚というエッセンスを入れることによって面白いものに仕上がっている。

それぞれの登場人物に名前がないというのも面白い。[シクロの少年][姉][女将さん]など。トニー=レオンにすら役名がない。

ただ、何かが欠けている。もう少しピリっとくる何かがあればきっと傑作なのだろう。また、シーンの飛び方と長さのために少々混乱したので星4つ。


エンドロールの前に、
「作品中の生き物は一切虐待されていません。」
と断り書きが出るが、それはちょっと疑問に思う。

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