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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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ceae834ejpeg印象に残る映画。きっと忘れることはないだろう。

ただし、この作品を高く評価するわけではない。

まず、観ていて胸糞悪くなる。
知識を持たない人間、考えることをしない人間、尊厳を持たない人間の行動は、本当に犬以下であると再確認してしまう。

愚かしい行為には怒りを通り越して吐き気を催す。現実の生活の中でも、当然のことながら同様の行為を見る機会は多いが、それに迎合している自分も同時に存在していることに目をつぶってはいられない。
つまり僕もやはり犬以下なのかもしれない。


愚かしさに対抗するためにはやはり理屈ではなく力が必要なのだろうか。宗教における神の絶対的な力は、こういった人間の愚かしさに対抗する手段として考え出されたものなのだろうか。


そんなことを考えながら観続けた3時間。

単なる舞台演劇をわざわざ映画として撮る必要があるのかという疑問、ナレーションがいかにものアメリカ風でございますという違和感、この2つに終始悩まされながらも、結局は最後までドロップアウトできなかった。

こうして書いている今も、「駄作だろ」と思っているのだが、インスパイアされたことは認めざるを得ないので、自分に正直に「秀作だ」と言おう。

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