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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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3752d6eajpegタリバン政権崩壊後のアフガニスタン。

ようやく女性にも教育の機会が与えられたが、依然としてイスラム教はその根本において女性の自立を認めていない。
社会制度としての一般学校は存在するが、世の中の慣習は根強く、女の子は神学校に通うものだという固定観念がこの国からは消えていない。


ノクレの父親も熱心なイスラム教徒であり、彼女を毎日神学校に送り迎えしている。だが彼女は、将来この国の大統領になるという夢を持っており、父親に隠れて一般学校に通っていた。

彼女はすでに20歳であったが、12歳の子供と同じ教育を受けている。女性の教育の遅れもまた、この国の抱える問題のひとつである。

住む家さえない状況で、それでも教育を受けることを望む彼女。


以前、新聞で見かけた記事がある。
「学校に通えることが、そして勉強ができることが嬉しくて仕方がない」と言うアフガンの子供たちの写真。
好きな言葉は『平和』だそうだ。


とびきりインパクトのある映画というわけではない。そして、大きな感動も期待しないで欲しい。ただ、この国の状況をある程度理解した上で、考えながら観てみると、何がしかのものが残ると思う。

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