途中までは意味が分からない。
しかし、最後には納得できる、そんな作品。
3部作の完結編として製作された本作は、ラウの「その後」を描いている。
新たに保安部のヨン、中国本土マフィアのシェンが絡み、一体誰が善人で誰が悪人なのか、最後まで緊迫感のある展開が見られる。
人生をリセットして善人になりたかったラウ。
ヤンと和解して、彼に警官としての人生を返そうとしたラウ。
ヤンが死んだ瞬間に、ラウの中で何かがおかしくなってしまったのだろう。
そこから何が起こってゆくのか、彼がしていることは一体何なのか、見守ることができる。
ラストはヨンに対する評価が180度変わるもので、3部作にふさわしく、心地よい余韻を残すものだと思う。
これも必見。
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