~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 僕が観た中ではもっとも古い作品。なんせ第2次世界大戦中に撮られたものだから。
ハンフリー=ボガートとイングリッド=バーグマン。ナイスカップルである。現実にそんな組み合わせが存在するかどうかは別として。 舞台はフランス領モロッコだが、そこでナチスに迎合しながらも心は折れずに小さく抵抗を続ける市民の姿。ファシズムに対する戦時中のプロパガンダだろうか。 「君の瞳に乾杯」「そんな昔の事は覚えてないさ」「そんな先のことは分からない」など、とにかくセリフが寒い。今、そんなセリフを言ったら、周囲100メートルくらいが凍りつくだろう。
素敵だ。 恋愛映画としてではなく、男のもろさとその奥にあるものを見つめる映画として。
男性諸君、「ラ・マルセイエーズ」と「署長」。この二つのキーワードを頭の片隅に置いて、ウイスキーでもやりながら観てくれ。
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