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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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1acde155jpeg秀作

ストーリー、映像ともに、香港映画の最高峰と言えるだろう。

それぞれ組織に潜入したラウとヤンの心理描写も秀逸で、緊迫感が伝わってくる。

また、挿入歌(曲名不明)がとてもいい雰囲気を作り出している。

ラストは泣ける。

トニー=レオン、アンディー=ラウがいい演技をしているが、サム役のエリック=ツァンも独特の味を出している。


ハリウッド史上最高額でリメイク権を買い取り、製作されたのが「ディパーテッド」だが、ディカプリオとマット=デイモンとのことで全く興味が沸かない。

そういえば、日本でもこの作品の後に「輪舞曲 ~RONDO~」というドラマを竹内豊主演でやっていたが、これも本作の影響を強く受けていると感じた。

いずれにせよ、インパクトのある作品で、必見かと思う。

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a94081c6jpeg前評判はかなり高かったが。

主演がトム=ハンクスということで若干減点。
彼はいい役者なのだけども、「ターミナル」あたりから食傷気味になってきた。
オドレィ=トトゥも「アメリ」の印象が強すぎるせいか、あまり素敵に映らない。

ストーリーは、キリスト教の陰部を暴く、といった感じでそれなりに興味を惹くもので、謎解きの要素もあるのだが、それ以上のパンチは持っていないように感じる。

ラストも「謎が解けた!」という見せ方のようだが、観ているほうには今ひとつ伝わってこない。

原作は面白いらしいので、映像化に問題があったのかもしれないが、凡庸な佳作という印象だ。

049b8120jpegdaftpunkも松本零士もそれなりに好きなのだけど、そのコラボに僕自身はあまり魅力を感じない。

これは個人的な問題なので、人によっては違う印象を持つのだろう。

僕にとっては、松本零士はあくまでも「宇宙戦艦ヤマト」であり、「銀河鉄道999」であり、「キャプテンハーロック」なのだ。
つまり、少年時代に宇宙に憧れていた、そのイメージの中心が、松本零士のアニメーションだった。

そしてdaftpunkはエフェクターをかけたあの特徴のあるサウンドを、ひとつの雰囲気を持つ現代の音楽として評価している。

だから、それらが融合することはおそらくない。

別々にすれば単体ではよいものだと思うのだが。

7cc78a86jpeg心拍数1分間8回。
10分近く息を止めることができる。
常人の限界をはるかに超えた特異体質。

ダナイがフリーダイビングにのめり込んだのは、それが死という結末を迎える可能性も含めて、自分の力を試してみたかったからなのだろう。

映画としては少々物足りない気もするが、ダナイ役のカミーラ=ラザフォードのなんとも言えない魅力がそれを補っている。

aadec2f0jpegウリーがかわいい。

同名の原作を現代風にアレンジした作品だが、それなりにまとまっている。
ただ、もうちょっと掘り下げて欲しい部分なども散見される。
ただ、テンポ的にはこれでいいのかもしれないが。

この作品で注目して欲しいのは、教育者の言葉。
今の日本がいかにしてダメになったかがよく理解できると思う。
彼らのような言葉を、彼らのような態度を、保護者が日本の教育者から奪ったからだ。

教育者は親ではない。
親は教育者ではない。
そして子供は宝物ではあるが王様ではない。

映画としては特に感動することもない、ありふれた作品だが、学ぶべきものはあると思う。



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