忍者ブログ
~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

6831c53bjpeg自然は美しい。

ヒトの住みにくい場所には、今でも自然のままの姿で暮らす動物たちがいる。
それでも、地球規模で活動するヒトの影響からは逃れることができない。
極地であれ、海であれ。

この作品に登場する動物たちの中には、いつか絶滅してしまうものもいるだろう。
それはこの作品の示唆する温暖化によってのみではないだろうけれど。

それでも、そのためにヒトの活動を止めることはできない。
ヒトが豊かになるために、その力を大きくするために前進し続ける以上、他の種の絶滅は危惧するものではあっても、必ず回避できるものではないだろうから。

我々は今もこうして呼吸をし、肉を食べ、乗り物に乗り、生きている。

それを業と呼び受け止めるのか、それとも自分の全てを投げ打って動物のために生きるのか…。


本作は映画とドキュメンタリー番組の境目に位置する微妙な作品だが、少なくとも何かを考えるきっかけは作ってくれる。

PR

b91a3657jpegナチスの名を借りた人間の欲の罪深さを味わえる作品。

民族意識高揚のためにユダヤ人をその敵と位置づけたナチス党。
それに賛同した多くの人。
それの尻馬に乗り、自分の欲望を満たした多くの人。

無知と自己反省のなさが、人間をこんなにも愚かしい行動に導く。


本作はさほど優れた作品ではなく、描写やストーリーが中途半端になっている感じだが、その背景にある歴史的事実は常に重いものであり、それをしっかりと受け止めるべきではないかと思う。


個人的な感想であるが、主役のロメックは「シックスセンス」のオスメント少年が演じており、どうしてもその印象を拭い切れなかった。
また、神父役のウィレム=デフォーもややミスキャストであるような気がする。
トロはなかなか面白い味を出しているが、「ごっこ」と最後の列車に乗るという行動が今ひとつ繋がってこない。


印象には残るが、微妙な作品といったところか。

ce95e87ajpeg日本初公開は98年だったか。
随分と話題になった記憶がある。
アイデアが斬新で、それだけに好悪が分かれる作品となったようだが。


立方体の集合、その中に閉じ込められた人はどんな行動をするのだろうか。
そんな実験をしているような感覚か。

脱出するための鍵は一体何なのか。


最終的にそれが観念的なものと曖昧になってしまい、純粋に論理的なものでなかったことが残念。
アイデアだけで引っ張るのは初めの10分が限界。
独特の雰囲気と演出で前半までは飽きさせないが、後半になると少々陳腐さが目立つ。

c42f0e21jpeg木曜洋画劇場で。

2週間も前から宣伝してたのだけど、そのキャッチコピーが
「悪魔が来たりて美女を轢く!!」
っておいっ!!

木曜洋画劇場のこのコピーシリーズは総じて笑えるものが多いのだけど、今回はきっちり頭に刷り込まれたので、それに敬意を表して鑑賞。


予想通りのB級映画。
でもそれなりに楽しめる。

で、「悪魔が来たりて」というほど怖くはない。
「美女を轢く」というほど轢いてない。
こりゃぁJAROに電話しなきゃいけないな。

ただし、最後のあれはいい。
ニッって笑っておっさん、おいっ!
そこだけはA級だった。

6c2ef959jpegボブ=サップが出てた。

なんか普通の青春的ストーリー。
かなり大雑把な感じの。
なのであまり心は動かされない。おまけに爽快感とかもない。

いろいろ名曲がバックに流れるんだけど、例えばCCRとかはちょっと無理矢理っぽい。

アメフトは好きなので、「サインプレーがそんな短期間でできるかよ!」とか「セミプロ相手に素人が勝てるわけねーだろ!」とか突っ込みどころは満載なんだけど、最後のトリックプレーはいい感じ。

リメイクみたいなので、オリジナルにはちょっと興味が沸く。
こういったテーマだと逆に70年代とかの方がいい感じを出してそうなので。



忍者ブログ [PR]
ブログ内検索
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
プロフィール
HN:
のりくん
性別:
男性
最新コメント
最新トラックバック
カウンター