ナタリー=ポートマンの丸刈り。
僕は「レオン」のナタリーが最高だと思っているがロリコンではない。
風刺の効いたストーリー。
独裁体制(現状も似たようなものだと思うが)に対してテロを仕掛けるVをヒーローっぽく扱っている。
「テロ」を絶対悪と定義してしまうことには疑問を感じるのだが、この作品でのVの行動を正当化するのは難しい。
要するにどっちもどっちだから。
イデオロギー(という大層な名前を付けずとも)の対立がゆきつく先は、力と力のぶつかり合いであり、最終的に勝ったものが正義を名乗ることができる。
Vは理念があると言ったが、それは相対する側にもあったはずなのだ。
だからこれはこれでそんな風刺は脇に置いといて普通の映画として楽しむのがいいかもしれない。