~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ようやく女性にも教育の機会が与えられたが、依然としてイスラム教はその根本において女性の自立を認めていない。
彼女はすでに20歳であったが、12歳の子供と同じ教育を受けている。女性の教育の遅れもまた、この国の抱える問題のひとつである。 住む家さえない状況で、それでも教育を受けることを望む彼女。
PR ただし、この作品を高く評価するわけではない。 まず、観ていて胸糞悪くなる。 愚かしい行為には怒りを通り越して吐き気を催す。現実の生活の中でも、当然のことながら同様の行為を見る機会は多いが、それに迎合している自分も同時に存在していることに目をつぶってはいられない。
単なる舞台演劇をわざわざ映画として撮る必要があるのかという疑問、ナレーションがいかにものアメリカ風でございますという違和感、この2つに終始悩まされながらも、結局は最後までドロップアウトできなかった。 こうして書いている今も、「駄作だろ」と思っているのだが、インスパイアされたことは認めざるを得ないので、自分に正直に「秀作だ」と言おう。 カルト映画です。もう題名からお分かりですよね。
でも、いい味出してマス。 偉い人へのあいさつが「ク~!」だったり、マッチが「カツェ」といって宝物だったり、なんだかそういった変なところが自分の変なところを刺激するというか。 旧ソ連の体制批判を暗に含んだとされるこの作品であるけれど、そういった重いものを考えるよりも、ロシア語の響きとちりばめられたエスプリ?と音楽を純粋に楽しむほうがいいかな。
「ちょっと変わった映画を観てきちゃった」なんて思いながら歩いて帰るのも◎。 まぁ観てみて。 |
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