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~古今東西の映画レビューを若干辛口で~
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e2b9bd20jpegオウアのような人間になりたい。
泰然と他者や現実を包み込めるような人間に。

ドイツの現状や行く先を鋭く読み、正義感に溢れるヴァルター。裕福に育ったためか現実を認められず不倫に走ったりするイエッテル。
そして彼らを翻弄するユダヤ人としての宿命。

そういった事柄を超越したところに、アフリカの大地があり、オウアがいる。

人間が社会を発達させ、高度な文明と呼ばれる現代社会に生きていることが、果たして幸せという方向に向っているのかどうか。
我々が自然から学ぶべきことはまだまだあるのではないか。
そんなことを考えさせてくれる。

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cf9d951ejpeg韓国の色を少し薄めてある感じのする作品。
感情をむき出しにして怒鳴るシーンが少ない。

他の方も言っているが、確かにスタンド・バイ・ミーに少なからず影響を受けていることを感じさせるおしゃれ感が漂う。

ジュンソクとドンス、ジュンソクとサンテクの関係はとても簡潔に描いてあるけれども、その奥にある繋がりはきっと誰もが想像できるもので、それこそがスタンド・バイ・ミーと重なる幼少の頃に育まれた友情というものなのだろう。

互いに何かしら尊敬できる部分や補ってやりたくなる部分を持ち、人生を共有しつつも1人の大人として譲れないものもある。
そのバランスが、人生を幸福なものにも不幸なものにも変えてしまうのかもしれない。

敢えてお奨めする作品ではないが、韓国映画を観たくなったらこの一本がよいかとは思う。

f8d0817cjpegあまり期待はしていなかったのだけど。

アンソニー=ホプキンスがなかなかの好演。
冗長の感もあるけども、いいレベルで続いてゆくボンヌヴィルへの旅。
老年ロードムービーとして十分に楽しめる作品だ。

バート(ホプキンス)のセリフに時々考えさせられる。
歳を取るということ、何かに向って生きるということ、人生を楽しむということ。

「その5分が一生にも勝る」
そんな時間を、僕は何も持っていない。
熱く生きたくなった。

7999773ejpeg純朴だ。

お金をあげることでしか「好き」を表現できないラティフだが、それは文化と年齢の違い。
少々気恥ずかしく思いながらも、一途なその想いに応援したくなってしまう。

現場監督のメマルの人柄も好きだ。
労働者の賃金を握りこんだりするが、泣きつかれると弱い。
人間ってそんなもんだよな、と古き良き時代が懐かしくなる。


終盤ではフレンチヌーベルバーグの模倣ではないかというシーンも見られるが、とても基本に忠実な美しい映画だと思う。

878e4d38jpegやっぱいいねコレは。

ジョン=ベルーシもレイ=チャールズも、そしてJBまでもが亡くなってしまったけど、この作品では彼らの生き生きした姿を見ることができる。
他にもアレサ=フランクリンやスターウォーズのレイア姫、キャリー=フィッシャー、こちらも亡くなってしまったジョン=キャンディー、僕は見つけられなかったけどチョイ役で出てるらしいスピルバーグ。豪華だ。


それにしても、何台車壊してんだ?っていうカーチェイス。アメリカっぽい。
序盤のモールを壊しまくるシーンも。

ジェイクとエルウッドの掛け合いは面白い。
爆笑はしないけど、クスっと笑わせてくれる。

なんかもうハチャメチャなおバカ映画。
でも音楽好きにはたまらない、音楽好きじゃなくても十分楽しい、そんな作品。



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