 まるごと好き。
まるごと好き。 
この歳になってファンタジー好きというのもどうかとは思うが。 
宮崎駿の作品に共通する「いいもののワル」 
本作では空賊ドーラ一家がそれにあたる。 
一見悪いことのように思えるが、筋だけは通す。 
それはとても大事なことだと思う。 
ムスカを寺田農。 
「アハハハ、見ろ!人がゴミのようだ!!」のセリフが耳にこびりつく。 
モウロ将軍の永井一郎とボムじいさんの常田富士男は、それぞれ磯野波平と日本昔話のイメージが強すぎるかもしれない。 
それにしてもこの世界観は見事。 
「未来少年コナン」「風の谷のナウシカ」そしてこの「天空の城ラピュタ」には、『ひとつの文明が滅びた後の世界』が描かれているが、再び興った文明にもまた、滅亡の方向へと導く勢力があり、小さな力がそれに対抗しようとしている。 
そこをクローズアップすることで、人はこの世界に引き込まれ、感動するのだろう。 
ゴリアテ、タイガーモス、フラップター。どれもこれも乗ってみたいが、まずはフラップターから自作してみようかな? 
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